2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

劇団ハコビヤ「ボトルシップ」@サンモールスタジオ

新宿方面に行く用事があったので、サンモールスタジオまで少し足を伸ばして劇団ハコビヤの公演を観に行ってきました。当日券でも結構あっさり座れるかと思ったんですけど、受付の方と話をしていたら、29日と30日は前売りがかなり売れ行きがいいということ。…

ワイルド「サロメ」

最初に読み終わった時には、個々の登場人物の肉付けもあまりなく、物語自体もあっけないくらいあっという間に終ってしまったので、「戯曲の古典って本で読むとこんなもんなのかなあ」って思いました。ただ、内容を整理するために人間関係を図に書いてみたら…

劇団鹿殺し「SALOMEEEEEEE!!!」@タイニイアリス

新宿のタイニイアリスで行われた劇団鹿殺しの公演に行ってきました。今回はオスカー・ワイルドの戯曲を下敷きにした作品ということだったので、ワイルドの古典劇をフレームにしていかに独自の舞台を作るのだろうかと思って楽しみにして見に行きました。ただ…

ジーコ監督サイン会@紀伊国屋書店

ものすごく運良く整理券が取れたので、紀伊国屋書店新宿南口店でやった、サッカー日本代表のジーコ監督のサイン会に行ってきました。ベールボールマガジンから出た「監督ジーコ 日本代表を語る」の購入者先着300人限定という事だったんですが、私の場合、整…

佐藤雅彦「四国はどこまで入れ換え可能か」

佐藤さんの面白さやインスピレーションってものすごく突飛なように見えて、実は世の中の常識や文脈を前提として実にしっかりと捉えているなあって思います。私は実はトークショーを聞く前に佐藤さんのこの作品を読んだ時には、この人はかなりの常識人で、こ…

茂木健一郎さんと佐藤雅彦さんのトークショーに行く

昨日、青山ブックセンターで行われた茂木健一郎さんと佐藤雅彦さんのトークショーに行ってきました。22日に行った立花隆さんの講演会では比較的年配の方や研究家のような方が多かったように感じましたけど、茂木さんと佐藤さんのトークショーでは若い方やク…

立花隆さんの講演会に行く

東京堂書店で行われた立花隆さんの講演会に行ってきました。講演会やトークショーに行く時には、話しをする人への最低限の礼儀として、その人の著書を読んでから行くのですが、今回は翌日もトークショーに行く事になっていたり忙しくて時間がなくて読まない…

国立公文書館の特別展に行く

仕事の帰りに、国立公文書館で開催中の特別展を観に行ってきました。大体、年に二回春と秋に貴重な資料をテーマごとに展示しているのですけど、今回は「大名―著書と文化」というテーマで、江戸時代大名が自ら著作したり編集させた書物や図画、大名の系図や言…

PEOPLE PURPLE「ENDLESS TRIP」@東京芸術劇場

(大雑把なあらすじ) 今から100年後の世界。そこは真っ黒な空に覆われ、太陽を見ることさえできず、人々はネオアースという組織によって恐怖と暴力で支配されていた。そんな彼らに立ち向かい、争いのない世界を作ろうとする青年達。そのなかに、かって彼等…

少し間隔が空いてしまいましたけど、16日に行った公演の感想を書いてみたいと思います。今回は今まで公演に行った時の感想以上に、どう書いていいのかなかなか上手くまとまらずにかなり苦労しました。物事を「つまらない」とけなす時よりも、面白いものを「…

朝から、KKPの公演のチケットを取りにぴあに並んだのですけど、元々「取れたらいいなあ」って言う軽い気持ちで並んだので、完全に出遅れてしまいました。前に並んでいる人達の多くが、サッカーの日本代表の試合とソニー・ミュージックのアニメフェスのチケッ…

「びっくり箱―姉妹編」@紀伊国屋ホール

(あらすじ) 幼い頃に父親が亡くなって母手ひとつで厳格に育てられた、沢口靖子(妹)さんと余貴美子(姉)さん演じる岸本姉妹。ことあるごとに「男には特に気を付けてください、きちんとした学歴、いばって名刺が出せる職業、妻子を養っていける収入を持っ…

本当は、当日券が残っていたらあるお芝居を見に行こうと思って出掛けたのですけど、公演の日時を勘違いするという初歩的なミスをしたために空振ってしまいました。仕方がないので、気を取り直して本でも買おうかと思って新宿の紀伊国屋に行ったら、紀伊国屋…

SEAL「Best:1991-2004」

CD

今まであまり聴いていなかったのですけど、人から薦められて聴いてみるとこれがいい。ただ、上手いだけでなく説得力も兼ね備えたヴォーカルと、ブラックミュージックをベースにした知的で洗練された音作りがいいです。これはプロデューサーのトレヴァー・ホ…

伊坂幸太郎「終末のフール」

あと3年で地球に小惑星がぶつかって人類が滅亡してしまう。まるで映画の「ディープインパクト」みたいなシチュエーションになったとき、私達は残された時間をどうやって過ごすのだろうか?この小説は、そんな残された日々をとあるマンションで過ごす住民達…

ここのところ時代劇や、時代物の舞台のビデオを観る機会が結構あったのですけど、内容の面白さそのもの以前に「史実では絶対にこんなことある訳がない」ということばかりが気になってしまって素直に物語を楽しめません。 知識というのは人生でとても大切なも…

サンボマスター「サンボマスターは君に語りかける」

CD

よく聴いてみると、暑苦しさのなかにも、メロディーや歌詞に光るものがあるし、今まで食わず嫌いだったんだなあ、とちょっとだけ反省しました。ただ、あくまでも個人の趣味の問題ではあるのですけど、シャウトやコーラスのパートになるとやっぱり暑苦しさに…

彼らのためにできること

とある日の、とある場所での話し「今週末に発売予定のオリコンスタイルだけど、どうやら刷り部数を少し減らすらしいね」 「えっ、本当っすか。ここんとこジャニーズ事務所のおかげで、せっかく売れ行きが良いのになんでそんなもったいないことするんすか?」…

沢木耕太郎さんのサイン会に行く

紀伊国屋書店新宿南口店で行われた、沢木耕太郎さんの「危機の宰相」のサイン会に行ってきました。今回は他に予定があったのですけど、ごくごく個人的で自己満足な理由からどうしても行かなくては、と思って行く事にしました。 それは、去年行ったカシアス内…

キャラメルボックス・ハーフタイムシアター「あしたあなたあいたい」「ミス・ダンデライオン」@シアターアプル

先日、シアターアプルで行われたキャラメルボックスのハーフタイムシアターを見に行ってきました。今回は去年の冬、梶尾真治さんの作品「クロノス・ジョウンターの伝説」を原作として上演されたされた「クロノス」の続編とも言える作品です。家に帰った後に…

山田ズーニー「おとなの小論文教室」

この本には小論文が上達するための技術的なことはあまり書かれていません。その代わり文章を書く上で技術の上達以上に大切にも関わらず、他の文章の本ではあまり触れられることのなかった「いかに文章のなかに自分の気持ちを込めていくのか」、その方法につ…

ここんところ書きたいネタは結構あるのですけど、日記の更新が滞り気味で書ききれなくなってしまうということが結構あります。読んだ本の感想も書いていないものが、とうとう10冊では利かなくなってしまいましたし、ここで書こうと思っていたネタも鮮度落…

山田ズーニーさんのワークショップに行った話

ここのところ病院に行ったり、床屋に行ったり、ぴあにチケットを取るために朝から並んだりしたりしてバタバタしたこともあって日記の更新が少し滞り気味になってしまいました。そんな中、先週の土曜日に紀伊国屋ホールでやっていた山田ズーニーさんのワーク…