少し間隔が空いてしまいましたけど、16日に行った公演の感想を書いてみたいと思います。今回は今まで公演に行った時の感想以上に、どう書いていいのかなかなか上手くまとまらずにかなり苦労しました。物事を「つまらない」とけなす時よりも、面白いものを「面白い」と伝える時の方がひとりよがりにならないで文章を書くのが難しい、そのことを、今更ながら感じました。
それと平行してですけど、音楽などももそうですけど、演劇のその場にいないと伝わらない「雰囲気」とか「空気」といった、本来言葉にできないものを、うまく表現するのも本当に難しい。もっとも、それが言葉に言い尽くせるくらいのものだったら、コンサートにしても演劇にしてもスポーツにしてもわざわざライブで観に行く必要はない訳で、五感を使って肌で体感する感覚、その場所でしか感じることのできない臨場感、予期しない驚きやハプニングやドラマ、そういったものがあるからこそ色々なものをナマで観るということは面白いんだよなあって思います。インターネットで色々な情報が簡単に見ることが出来る時代だからこそ、自分が実際にこの目で見たり、耳で聞いたりしたことを大切にしていきたい、最近はそう思っています。
「こんだけ書いとけば、中身のない感想を書いてもまあいいだろう」と、自分以外の誰にも通用しない理屈を振りかざしつつ、公演の感想を書いてみようかと思います。