2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
(あらすじ) 美大の学生の山田(山中隆次郎)にとって佐藤(岩井秀人)はあこがれの存在だった。絵を燃やしてそれを作品だと言い切ったり、彫刻をすれば目の前の木々の方がいいと言い、誰にも認められていない山田に絵を描けと言ってくれるのも佐藤だけだった。 …
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飛鳥新社の「夢をかなえる象」が大ヒット中の水野敬也さんの講演会に行ってきました。実は私は「ウケる技術」は読んだのですが、「夢をかなえる〜」の方はまだ未読。ただ自他共に認める凡人である私にとっては、このタイトルをあの水野さんが講演するという…
(あらすじ―フライヤーより) 西の宮殿にその人は住んでいる 東の都が放射能の風を受けてからのことだ海をこえて始めた戦争が 海をこえて帰ってくる人口が減っていく ふりむくとひとりになっているこんな時だから仕方ない こんな世の中だからやむを得ない その…
最近、いろいろな所で話題になっていたので、ちょっと気になっていたハセガワアユムさんの演劇ユニット「MU」。チラシとキャストが妙に気になったので観に行ってきました。今回の公演は1公演あたり2作品×2プログラム=全部で4作品という公演プログラムだった…
「観ていないので良く分からない」という自分自身の不勉強のせいもあってか、コンテンポラリーダンスには苦手意識を感じる私なのですが、そんな私でも何故か不思議と観てしまうがニブロールの公演。映像や音楽や衣装といったダンス以外の部分での見所の多さ…
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参加するのもこの日で6回目なのですが、今回に限っては行こうかやめようかかなり悩みました。それは日程的な問題ではなく、今回のテキストはデュラスの「愛人」だったため。前回の最後で「苦手」と言っていた奥泉さんではないのですが、あらすじを読んだ段階…
(あらすじ) 未来の世界では人々の争いが絶えなかった。 現実の世界では国家は次々と滅んでいき、それを滅ぼした国家をテロリスト達が転覆しようと企んでいる。 一方ではネットの世界はますます進化が進み、とうとうアンドロイド型のハードが開発される。 親…
(あらすじ) 地方の海沿いの都市にあるそば屋を訪れる一人の男。その店の店主の友人の男は、訳あって会社を辞めたため今は無職で、友人の好意でしばらくそこにお世話になることになっていた。そのそば屋で店主の家族に紹介されたり、二人の共通の友人とその妹…
(あらすじ) 部員が事故で亡くなってから十三回忌の時期に偶然同窓会で集った、高校のボート部のOB達、どこか訳ありの雰囲気の男女の客、経営者姉妹、そんな人々が出入りする地方にある旅館のロビー。その旅館で執筆を続ける作家とそれを待つ編集者。 その旅…
今月行く、「夕学五十講」の平野さんの講演会の予習の一環として読んだのですが、なかなか刺激的な内容でいろいろと勉強になりました。 この本を読んだあとに平野さんの「あなたが、いなかった、あなた」を読んでいると、「ウェブ時代にどうすれば小説は生き…
普通の日記から始めて、いつの間にか読書感想文になり、最近では観劇記兼イベント関係の感想と化してしまったこのブログ。最初は自分の文章の訓練のためという、ごくごく初歩的な理由で書き始めたのですが、いつの間にか大きく趣旨が変わってしまったため、…
(あらすじ) 舞台は未来の九州南端の港湾都市の団地。アメリカが滅亡してしまい石油が枯渇してしまったこの世界で生き延びるため、その間唯一地元を支えてきたともいえる黒糖メーカーが、石油に変わる新しいエネルギー資源を開発しているブラジル系企業に合併…
(あらすじ) 「悩みから開放してあげる」と言って女性を殺した殺人鬼の男が、死刑を宣告された瞬間昏睡状態になってしまった。そのせいで刑の執行が出来なくなってしまった遺族は殺し屋に男の暗殺を依頼する。ただ、かれが意識のないうちに苦しまずに死ぬのが…