2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

殿様ランチ「桜田ファミリー」@しもきた空間リバティ

(あらすじ) 結成してから40年以上の歴史がある桜田ファミリーサーカス。少しやる気には欠けるがサーカス団のことを彼なりに考えている二代目の社長と、人望はあるもののギャンブル癖がある雇われ社長のもとがんばってはいるが、残念ながら客入りの方はいま…

[雑記]

ここ8日間で、4日目の下北沢。まあ、だからどうしたというわけではないのですけど、随分とかぶってしまいました。数年前だったら一年に4日間行かない日さえあったのに一体どうなっているのだろうかと我ながら思います。とりあえず土曜の分と2日分日記を…

「いとうせいこう×奥泉光 文芸漫談シーズン2」@北沢タウンホール

先日スズナリに行った帰りに、ミネラルウォーターを買おうと、北沢タウンホールの自動販売機に行った時に、たまたまこの漫談の案内のチラシを見かけ、見に行くことに。実は企画自体も全く分からず、今回のテーマがポーの「モルグ街の殺人」だということも知…

カミロボファイト「魔王VSブルーキラー」@表参道ヒルズB3F多目的スペース[O:]

カミロボを中心にした、映像あり、プロレスあり、舞台ありのなんとも贅沢で盛り沢山の企画でした。タダでヨーロッパ企画の芝居が観れるという軽い気持ちで行ったのですけど、かなり面白いイベントでした。 たかが紙の人形に、友情、因縁、ライバル関係など実…

3時まで仕事で、その後表参道→下北沢と移動してイベントを見るというスケジュール。最近疲れた、疲れたと文句を言っていますが、こんだけ遊んでりゃあ、それは疲れるよと自嘲気味。その時さえ楽しかったからいいという、どこか刹那的な日常を過ごしています…

阿佐ヶ谷スパイダース「イヌの日」@本多劇場

(あらすじ) それは豪邸に住む、息子の愛し方の分からない母親と、その母親を誰よりも憎む息子の物語。どこまでも自分勝手な男伊達暁)はろくに仕事もせずに、だらだらとした日常を過ごし、その母親、和子(美保純)は男をとっかえひっかえし、時には息子の…

ここの所土曜日が出勤続きだったり、昨日病院行ったり、12月から少し仕事が変わる関係がありバタバタしてしまったこともあって、心身ともに(特に「心」の方)がちょっとヘバリ気味。今日は午後から下北沢まで舞台を観に行ったのですけど、少し早めに家を出…

中沢新一「三位一体モデル TRINITY」

書かれていることは面白いけど、要はキリスト教の思考をモデルにした目新しさのない考え方だろうと最初は思っていました。ただ、その印象が変わったのは、巻末に載っている講義を聴いた人の座談会を読んだ時。ピントはずれかなと思える部分も含めて、このモ…

ダ・ヴィンチ 2006年 12月号

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先日、仕事の帰りに神保町の三省堂に行ったら、中沢新一さんの本があり、そういえば今月のダ・ヴィンチは「ほぼ日」の特集だったということを思い出し慌てて読み出しました。ついでに中沢さんの本も購入。一緒に12月にやる中沢さんの講義の招待チケットをも…

冲方丁「マルドゥック・ヴェロシティ(1)」

読みながらスピード感の心地よさが登場人物達のキャラクターと名前とがなかなか一致しないフラストレーションという相反する感情が湧いてきてしまいました。まだ1巻目なので評価はこれからだと思いますけど、アメコミを読んでいるような気分になりました。 i…

土曜日に、疲れた体に鞭打って出勤。電車で寝ようかと思っていたら、朝から人身事故で約40分遅れ。その日はこの段階で力尽きました。電車が遅れたのはまあ仕方ないとして、本当に腹が立ったのが、周囲の迷惑を顧みず電車の中で大声で仕事の話をしているバカ…

燐光群「チェックポイント黒点島」@ザ・スズナリ

(あらすじ) 対馬と尖閣諸島と沖縄のちょうど真ん中付近を、太陽の黒点を調査するために航行している夫妻の前に、地震とともに現われたとても小さな島。彼等はその島にベルリンの壁があったころのドイツの検問所〜チェックポイントチャーリー〜そっくりな観…

NeXT IMPRO THEATER vol.30@新宿プーク人形劇場

たまたま他の劇場でもらったチラシを見て面白そうだったので観に行ってみました。台本なし、打ち合わせなしでどんなものができるのだろうかと思っていたのですけど、チラシを見たときの自分のカンは外れていませんでした。月一回くらいのペースで定期的に公…

「現代能楽集III『鵺/NUE』」@シアタートラム

(あらすじ) トランジットルーム。そこはどこの国にも属していない、どこにでもない場所。 海外公演が終了した劇団が帰国の途に就こうとした一行は、乗ろうとした飛行機の事故でフライトのメドが立たず、空港で足止めを食らう事になる。 演出家に、俳優達に…

週末あちこちに出かけた関係で、週明け早々仕事の方が身動きが取れず、出口が見えかけたと思ったら、その矢先に会議が入ってしまい万事休す。少なくても週末については自分で蒔いた種とはいえ、慌しい事この上なく、少しはゆっくりしたいと思っています。そ…

メタリック農家「食」@王子小劇場

(あらすじ) 舞台は山形県の人里離れた山村の村。かっては冬は降り積もる雪で外との通行が完全に途絶えてしまったその村にずっと住む一人のおばあちゃんがいた。年のせいなのか、彼女は最近決まって若い頃のことを延々と話す。けど、そこには「ぺちょら」と…

冲方丁さんサイン会@紀伊国屋書店新宿本店

午前中に仕事を切り上げてサイン会に行って来ました。若い人が多いのかと思っていたら、思ったよりも幅広い年齢層の方が来ていました。今回は早川書房の「マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)」のサイン会で、ずっと待っていた人間としては、…

会社でお世話になった人がガンで亡くなってしまい、お通夜に参列していたりしたこともあって、日記が書く間隔が少し空いてしまいました。突然のことだったので、最初は全く実感が湧かずにピンと来なかったのですけど、お通夜に出て、始めてもう二度と会うこ…

前田司郎「恋愛の解体と北区の滅亡」

この本を読みながらずっと思っていたのは、果たして著者の前田さんは理性の人なのだろうか、それとも感覚の人なのだろうかっていうことです。感覚的だと決め付けるには言葉や会話を執拗に掘り下げていこうとしますし、理性的だというにはこの小説に出てくる…

五反田団「さようなら僕の小さな名声」@こまばアゴラ劇場

(あらすじ) 彼女と一緒に暮らす僕(前田司郎)は劇団の団長で戯曲家。自分では、その世界では結構知られた存在だと思っていても、インタビューに来た雑誌の編集にその存在そのものをボロクソに叩きのめされてしまう、所詮はその程度の存在。自尊心をズタズ…

リュカ.「vocalise【ヴォカリーズ】」@王子小劇場

(あらすじ) マンションの一室で会話をする姉妹のもとに一人の男が訪ねてくる。彼は、付き合っている彼女からパーティーに誘われ、この部屋に来るようにと言われたらしいが、姉妹には全く心当たりがない。 男が持っているメモを頼りに調べてみると、そこに書…

都響スペシャル 岩代太郎×都響 スクリーンミュージックフォーエバー@東京芸術劇場大ホール

感想や曲目についてはまとまったらアップします。

扇田明彦「舞台は語る」

自分が舞台を観る前の演劇シーンの流れや、彼等がなぜ今こんな芝居をしているのかが分かりやすく体系的に書かれていた1冊。それと同時に感じたのは、この本が書かれたのが2002年と僅か4年前にも関わらず、ここに書かれている出来事が随分と昔の出来事のよう…

田中芳樹「霧の訪問者」

isbn:4061824996:detail

気が付いたらいつの間にか、11月に突入、ここの所時間が経つのがとても早いです。充実しているのか、それとも無駄が多いのか。差し当たり問題なのが昨日から調子が悪くて風呂に入れないことです。シャワーしか使えないというのが心身ともにフラストレーショ…