2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

BRUTUS(ブルータス)2006年6/15号

本特集ということだったので買ったのですけど、しばらく読まずに寝かしていましたら、先日知人から売れているという話しを聞いたので、話のネタとして読むことに。確かに情報量としてはものすごいですものがありますし、コストパフォーマンスに優れた一冊で…

羽生善治「決断力」

isbn:4047100080:detail

朝、野球の結果が知りたくてズームインスーパーを見ていたら、小橋建太選手ガンの疑いあり、というニュース。もう、本当にショックでした。高山善廣選手が7月の武道館大会でやっと復帰するという矢先だっただけに余計に残念です。腎臓の腫瘍が良性であること…

Alter Bridge「One Day Remains」

CD

スコット・スタップのソロよりもこちらの方がクリードっぽいなあって思いました。若干楽曲にムラがあるのと、ハイトーンの曲の時はいいのですけど、低音の時にヴォーカルに物足りなさを感じますけど、それは比較対象がクリードだから言えることで、標準レベ…

普段は楽しいはずのボーナスの支給日ですが今回は最悪です。去年長期入院をしていたので、ほとんど出ないだろうということは覚悟していたのですけど、それよりもタチが悪い事になるとは思いませんでした。先日、人事に賞与の件でと呼ばれたので、まあその件…

高田純次「適当論」

高田純次さんに憧れるのって自分だけかと思ったら、こんな本が出てしまうくらいですから、世の中には自分のような物好きが結構いるんだなあということを始めて知りました。ここで取り上げられている高田純次さんのコメントってタイトルの通りかなりいい加減…

イン・ザ・プール

原作に登場する主人公の伊良部一郎と主演の松尾スズキさんって変な人ということを除いてはキャラクターとしてはかけ離れているので、面白そうだとは思いながらも、どういう作品になるんだろうって全く見当が付きませんでした。原作の設定や登場人物、エピソ…

池袋のサンシャイン劇場でやっているキャラメルボックスの公演に行ってきました。今回は演出が成井豊さんではなく、劇団M.O.P主宰のマキノノゾミさんが担当しているということで一抹の不安を感じながら行ったのですけど、見ごたえがあって面白かったです。い…

沢木耕太郎「杯―緑の海へ―」

作者の沢木さん自身も認めているように、サッカーに対してそれほど深い造詣がないということもあってか、試合の描写そのものは、ボクシングなどの他のスポーツノンフィクションの作品を書いた時のような新鮮さも深みも感じられませんでした。それでも、作品…

先日腐ったサラダを食べてしまった影響で体調が悪化してしまい早めに寝てしまったため、ワールドカップのブラジル戦はライブでは見る事が出来ず、朝のテレビで結果を知りました。オーストラリア戦に負けた段階でこうなることは9割方覚悟はしていましたけど、…

光原百合「最後の願い」

暖かいタッチの文章と、鮮やかな謎解き、そして最後に訪れる時折ホロ苦さを感じさせてくれる結末。光原さんの過去の作品の中にはそういった共通したイメージとも作風ともいえるものがありますが、この作品もそういった部分は踏襲されています。 そして、この…

昨日の腐ったコーンを食った気持悪さがまだ完全に抜けず、まだ胃がムカムカしてしまい、しばらくトラウマになりそうです。こういう時に血まみれの死体が出てくるミステリー小説なんて読むんじゃなかったと心の底から後悔しています。電車に乗っている時に、…

家の近くの生協で買ったサラダを食べたら、サラダの中のコーンが腐っていて、もの凄く気持悪いです。幸い、口の中に入れた段階で気が付いたので腹を壊す事はなさそうですけど、口の中にまだ嫌な感触が残っています。腐ったヨーグルト味のするコーンを生まれ…

拙者ムニエル「華なき子」@吉祥寺シアター

日曜日に行った公演の感想になります。客入れの時、いきなり並ばされて一体何なのだろうかと、ものすごく戸惑ってしまったのですけど、舞台裏の楽屋まで使った学園祭の誘導という形での、物語の舞台になる高校でのコント風のちょっとしたお芝居があり、これ…

セルバンテス「ドン・キホーテ 前篇(二)」

前巻に引き続き、ドン・キホーテとその従者、サンチョの旅が相変わらず続いていくのですけど、前巻と異なるのは彼等の旅の合間に、大きなサイドストーリーとも言えるエピソードが入ってくることでしょうか。それによってややもすると取り留めのない感じのす…

シベリア超特急3

シリーズを追うごとに作品のクオリティは確実に上がっているのですけど、見ていて面白いと感じなくなってしまっているのは、明らかに自分の作品の見方に問題があると思います。それは分かってはいるんですけど、一作目色々な意味であまりにも衝撃的すぎて、…

メメント

サスペンスタッチの作品を期待して見ていたのですけど、思った程スリリングな感じがしなかったです。プロットの緻密な組み立てや絵の作り方はもの凄く面白かったのですし、主演のガイ・ピアースの演技にはすご味を感じましたけど、ストーリーとしては少し物…

風邪を引いたあと、どうもコンディションがいま一つ優れないので、週末はゆっくり過ごしたかったのですけど、今住んでいる家の契約の更新やら、借りてきたDVDを土曜日までに返さなくてはいけなくて慌てて見ていたり、取ってしまった芝居のチケットがあっ…

Innocence Sphere「ミライキ」@シアタートラム

何となく面白そうだという軽い気持ちで行ったのですけど、自分のノリとは裏腹に、内容的にはもの凄くヘビーな社会派ドラマでした。アフタートークも含めていろいろな事を考えさせてくれました。 (あらすじ) 自分のことを聖徳太子の生まれ変わりだと名乗る…

沢木耕太郎「一号線を北上せよ」

再編集をしてしまったせいもあるかもしれませんけど、「深夜特急」を読んだ時のようなヒリヒリとした切迫感や、次に何が起こるか分からないスリル等といった部分があまり感じられず、個人的には今まで読んだ沢木耕太郎さんの本の中では一番ワクワクしたもの…

沢木耕太郎「危機の宰相」

当時はまだ生まれていない世代の私なんかから見ると、昭和30年代後半の高度経済成長というのは、政治家の政策の成果というよりも、さまざまな要因がたまたまいい方向に転がった結果に過ぎないというイメージがありました。ただ、この作品を読んでいると、年1…

本当に今更ですけど、先日のワールドカップのオースストラリア戦は本当にヘコみました。翌日が仕事で朝が早かったので、試合の途中で寝てしまったのですけど、寝る前には勝っていたのでまあ悪くても引き分けてはいるだろうと思って、朝一番でテレビをつけて…

G-up presents「散歩する侵略者」@新宿スペース107

昨日行った公演の感想になります。去年の10月にイキウメでやった舞台の再演だったそうですけど、私は初見になります。今回は脚本家の前川知大さんの描くストーリーを楽しもうと思って、できるだけ予備知識を持たないようにして観に行ったのですけど、結果的…

基本的にひねくれた性格をしているために人が右を向いている時に、素直に右を向く事ができません。皆がハリーポッターを読んでいる時にも「誰が読むものか」と思いいまだに読んでいませんし、宮崎駿のアニメも意地になって見ていません。春のWBCも予選ま…

「用心棒」

本当に今更だとは思いますけど、黒澤作品をじっくり見たのって実は始めてなのではないだろうかと、見終ってから気が付きました。画像そのものは時代を感じてしまいますけど、絵のカット割とか映像のアイディアの面白さとかは全く古さを感じませんでした。作…

小田和正「自己ベスト」

CD

今週は、会社の書類を含めて家で物を書く機会が多かったのでBGMになればと思って借りてきたのですけど、ちょうど良かったです。ただヒット曲が並んでいるだけかと思ったら、アレンジやマスターが変わっていて、少し違和感を感じ「おや」って思いながらも…

セルバンテス「ドン・キホーテ 前篇(一)」

先日、宮沢章夫さんの舞台に行く機会もあったので、これをきっかけに一度通しで読んでみようかと思って手に取ってみました。面白いことは面白いのですが、登場人物の饒舌さもあってかとにかく長いです。結構読み応えがあったのですけど、まだまだ序盤戦で物…

日中と夜との温度差が激しかったせいでまた体調を崩しそうになりました。日中も気温はそれほどではないのですけど、湿度が高くて蒸し暑いので、体調管理に一苦労です。先週熱が出て以来、コンディションがなかなか上向いてこない状態の所での、この天候には…

KKP#5「TAKE OFF」@本多劇場

土曜日に行った公演の感想になります。 急遽、キャストが村上淳さんから変更になったので正直かなり心配だったのですけど、代役で入った自転車で一人旅をする青年役のオレンヂさんも含めて、飛行機オタクのエリート会社員役の小林賢太郎さん、一本気で大雑把…

Oi-SCALE「キキチガイ」@シアタートラム

昨日行った公演の感想になります。 (ストーリー) 兄の入院する病院に見舞いに通う1人の少年。彼は生まれつき補聴器を付けないとほとんど耳が聴こえないのだった。その病院で少年が補聴器を外して出会ったもの。それは、無音の世界と遠くのビルの上で手を振…