他人にとっては全くどうでもいいことですし、実行した所で何のメリットもないのは分かっているのですけど、それでも自分にとってケリをつけないと気が済まなくなるという時があります。この日記もその一つで、「読む」と書いたっきりいまだに読んでいない本や、「読んでいる途中」と書いていてそのあと読み終わったにも関わらず書いていない本の感想などがそれに当たります。何故、急にそんな事を書いたかというと、1月の末に池澤夏樹さんの講演会に行った感想を書いた時に「今度池澤さんの小説を読んでみたい」と書いてしまって、それをつい先日やっと読み終えることができたからです。その間半年以上。一体何をやっているんだと自分自身に言いたくなる一方で、ほんの少しだけ肩の荷が降りました。これを機会につまらないこだわりの在庫一掃セールができたらと思っています。