宮沢章夫さんが主宰の遊園地再生事業団の公演を観に、横浜の赤レンガ倉庫に行ってきました。半分は宮沢さんのアフタートーク目当てで行ったのですけど、久しぶりに東京から行く赤レンガは遠かった......。病気になって入院してから1年以上が経ったにも関わらず、自分の体力がまだ完全に戻りきっていないことを痛感させられました。
肝心のお芝居の方なのですが、自分にとっては少し難解だったかなあ、という気はしましたけど、さまざまな部分であやふやさを出しながらも、物語の組立てについてはものすごく緻密にできあがっていて、その不思議な空間で織り成すドラマが面白かったです。この物語の舞台は横浜市鶴見区バイク屋という設定だったのですけど、赤レンガの会場の雰囲気が実に良くマッチしていました。宮沢さんがアフタートークでこの会場を選んだ理由について「東京の会場が埋まっていてここしか空いていなかった」からという冗談とも本気ともつかないことを言っていましたけど、いずれにしてもこの会場を選んだことが結果的には良かったですし、わざわざ遠出したかいがありました。
2年ぶりくらいに赤レンガにいったのですけど、会場に行く前にノドがかわいたのでペットボトルのお茶を飲んだのですけど、その代金に200円払った時に、「ここって観光地なんだ」ということをつくづくと感じました。
公演の細かい感想については、後日アップしたいと思います。ただ、その前に先週の金曜日に観に行った新国立劇場の公演の感想がまだなので、そっちが先になるかと思います。はあ〜(ためいき)。

遊園地再生事業団の公演の感想について id:ike3:20060603