今日は神保町で講演会があり、予定の時間よりも早く神保町に着いてしまったので、時間潰しに久しぶりに喫茶店にでも行こうかと思って何軒か探したのですが、どこに行ってもカフェインと糖分とアルコールのない飲み物を見つけることができず、結局書店で時間を潰す事になりました。先日、病気になってしまってから食事制限があるという話を書きましたけど、カロリー制限の他に、アルコールとカフェインを取る事をが基本的に禁止されていて、おかげでここ半年以上コーヒーも紅茶も酒も飲むことができません。そのため、こうした時に大変難儀します。もちろん、喫茶店という場所はコーヒーを飲むためにお金を払うという側面のほかに、その場所に対して対価を払うという一面もありますから、コーヒーを注文だけして飲まない、という選択肢もあったのですが、自分のなかでどうしてもそうする事に納得することができませんでした。お金の無駄遣いならこんな所で以上にもっと無駄遣いはしているので、お金が勿体なかったから、というわけでは決してないし(現に書店で本を一冊買ったので、かえって高くついたくらいですし)、どうやらそのことが理由ではないようです。おそらく、自分のなかで、本来ならくつろぐ場所のはずの喫茶店が、実はカフェインと糖分に満ちあふれた不健康な場所に見えてしまい、そんな場所にお金を払ってまで入る事にどうしようもない抵抗を感じてしまったからなのでしょう。