ここ何日か、読みかけの本や、見かけのDVD、聴きかけのCDなどをまとめて片付けていました。そもそもが、なんでもかんでも中途半端状態にしていた自分が悪いのですけど、本当なら自分の楽しみのためにしていたことが、段々と「終らせなければいけない」という義務感に変わっていく過程というのは息苦しいことこのうえないです。そこまで嫌だったらすべて放り投げて一回リセットしてしまえばよかったのですけど、DVDは借りてきたもんだから期限内に見ないととか、せっかく途中まで読んだんだからオチまで読まないととか、こういう時に限って生来の貧乏性な性格が全開してしまい、普段では見られない勤勉さをいらんところで発揮してしまいました。
ただ、今になって考えてみると、せっかくがんばって本を読んだり、DVDを見たり、CDを聴いたりしても、それは新たな読みかけの本や、見かけのDVDや、聴きかけのCDをつくるためにやっているに過ぎないんじゃないか、というような気が…。すでに机の上に読みかけ本が4冊と雑誌が3冊積まれている状態にため息をつきながら、「ある意味平和だよなあ」と思った今日この頃です。