2006-03-20から1日間の記事一覧

結城昌治「終着駅」

終戦後、東京で「ウニ三」という変なあだ名で呼ばれている男が変死したところからこの物語は始まります。警察での知人の彼に関する証言が続いたあと、そのなかの一人が身寄りのない「ウニ三」の位牌を引き取る事になります。ただ、その位牌を預かった男もま…

結城昌治さんの「終着駅」をやっと読み終わりました。去年古本屋でたまたま購入した「軍旗はためく下に」が大変面白い作品だったので、別の作品を読もうと思ったら、文庫がほとんど絶版状態で大変残念な思いをしたのですけど、気が付いたらそんなこともすっ…