・ここのとこ、また日記をさぼり気味。水曜から金曜は出かけて帰りが夜遅くなり、昨日は仕事。今日は久々にやることがななかったのですが、部屋の片付けもせず午前中はだらけまくり、午後からはダイエットの一環として散歩。1日1万歩以上を目標にしているのですが、通勤・通学、目的もなく1万歩くのは予想以上に骨の折れる作業です。
・水曜日は会社帰りに、新宿の南口の紀伊国屋にあるサザンシアターに行って来て、「世界文学リミックス」と銘打ったトークショーに行って来ました。一対一の対談形式の2部構成で第一部が池澤夏樹さんと、江國香織さん、休憩を挟んで第二部が池澤さんと青山南さん。色々な事を考えるきっかけになる話が聞けてなかなか刺激的な2時間でした。公演の模様は、来年の新春に発売される「文藝」に掲載されるそうです。ホントは自分のメモしたことも載せたいのですが、余裕がないので、興味がある方はそちらの方で。
聞いている最中にふと思ったのが、「文学全集」と呼ばれているものは実は作り手の読書体験を「回顧する」ということの上に成り立っているのではと感じたこと。それが読者の共感になったり未知の経験になったりして未来につながっていくのか、それともただの懐古趣味になって過去に埋没してしまうのかは、作り手の姿勢次第なんだなと思いました。そう考えると、最初は何でこんなラインナップなの?と疑問に感じたこの企画、悪くないのではと思えてきました。ただ本が多くなりすぎてどうやって整理しようかと悩んでいる身としては「これ以上読みたい本を増やさんでくれ!」と思わず叫びたくはなりましたけど。

・(今年読んだけどアップし忘れた本・その3)