境界知トークセッション「違和感が知らせる世界の新しさー境界知の発見」/上田假奈代・橋本敬・瀬名秀明@ジュンク堂池袋本店

岩波書店から発売になった「境界知のダイナミズム (フォーラム共通知をひらく)」の刊行記念ということだったのですが、恥ずかしいことに本の内容は全くといっていい位分からず、瀬名さんの話を1度聞いてみたいというのと、内容が何となく面白そうだと思ったので、ものすごく軽い気持ちで話しを聞きにいくことに。
内容的には本が書かれた経緯から始まって、個人の経験に基づいたさまざまな「境界」についての話に。橋本さんの話ですと、境界知とは一言で言って「境界を見出す力、境界を乗り越えること」で、今まで私達がネガティブなものとして捕らえていた「違和感」を、その「境界」を知らせるものとして、ポジティブかつクリエイティブに捕らえていこうという考え方のことを指すそうです。正直、分かったような、分かんないような・・・。今の時点では、きちんとした体系だった考え方ではなく、私達が普段は漠然としか感じることのできない「違和感」をモデル化した段階というレベルなのかなと、分からないなりに感じました。
3人の話と自分の実体験をダブらせていろいろなことを考えさせられたり、刺激を受けた1時間30分でした。話しを聞いて「境界知」というモデルについてもう少し突っ込んだことを知りたいという興味も湧きましたので、そのうち本の方も読んでみようかと思っています。