宮沢章夫「よくわからないねじ」

読んでいて面白かった事は面白かったのですけど、感想を書くために過去に自分が読んだ宮沢さんのエッセイとどう違うのかを考えてみたのですけど、残念ながら「これは」というものを思いつくことが出来ませんでした。無理にこじつけるとしたら、基ネタが新聞連載だったのでエッセイの内容がコンパクトに出来ている所や、身体について扱ったものが多いように感じましたけど、決定的に差といえるものでもないように思えます。
結果的には宮沢さんの大真面目な文章に笑わせてもらったので細かい事は考えないようにすることにします。
ISBN:4101463239:DETAIL