冲方丁×夢路キリコトークセッション「シュヴァリエの世界観を紐解く」@ジュンク堂書店池袋本店

5時半からやっていたサイン会の方は行かなかったのですけど、面白そうだったのでそのあと7時からやっていたトークセッションを聞きにいってきました。19日からWOWOWでアニメが放映され、それに先行してコミック、小説によるメディアミック展開されている「シュヴァリエ」という作品が生まれるきっかけや、作品を作りあげていく上で参考になった文献についてなどの話しがありました。クリエーターの方たちの作品かける思いや、そんなとこまでほとんど誰も見ていないよと言いたくなる細部に到るまでのこだわりについての話しは、聞いていて呆れつつもため息が出てしまいました。
基本的には、会場に入る前に作品を作る際に参考になった図書の一覧が書かれたメモが配られたのですけど、そのメモに沿って話しが進行していきました。その後、この日WOWOWで放映されたシュバリエの第一回目の放映を見てアニメについての話があるという流れで時間的には約1時間半位でした。

冲方先生・参考図書
「女装の剣士シュバリエ・デオンの生涯」(窪田般弥/白水社
「妖人奇人館」(澁澤龍彦著/河出書房新社
「岩波ケンブリッジ世界人名辞典」(岩波書店
「岩波西洋人名辞典」(岩波書店
■関係書として冲方先生がインタビューで同じ時代を舞台にした作品として挙げたもの
「ベルサイユのバラ」(池田理代子集英社
「三銃士」(アレクサンドル・デュマ岩波書店ほか)
「岩窟王」(アレクサンドル・デュマ集英社ほか)

■夢路先生・参考図書
鏡の国のアリス」(ルイス・キャロル、新潮社ほか)
「西洋甲冑ポーズ&アクション集」(美術出版社)

「ゴッシク&ロリータバイブル」(インデックスマガジン)
「月の神殿 恋月姫人形写真集」(スティディオ・パラボリカ)
「GOTHIC Architure・ Sculpture・Painting」
ISBN3-8331-1168-2

「ぴあ オペラワンダーランド」(ぴあ)
ルーブル宮 パリを彩った800年の歴史」(西村書店
ジョジョの奇妙な冒険」(集英社
北斗の拳」(原哲夫集英社

細かい内容などについては、時間があればもう少し細かく書きたいと思います。