ルミネtheよしもと 1じ-3じ

前半がネタで、途中休憩が入って、後半が新喜劇で正味2時間強でした。
前半のネタの時に食いもの食っていたり、後半の新喜劇の途中で私語している人間を見ていると、劇場側で許可しているんだからと頭の中では理解出来ても、内心何か許せない気分になってしまうのは、ここの所の劇場通いのせいに違いありません。短期間の間に、公演中飲食禁止、私語禁止の小劇場仕様に変わり果ててしまった自分に、思わず苦笑いしてしまいました。
前半のネタは粒そろいの面子で満足でしたけど、後半の新喜劇の方が、それなりには面白かったですけど、昔大阪で観た時と比較して、役者さんの質はちょっと落ちるし、芝居の方もアドリブやお約束の部分が思った程面白くなく、少しがっかりしました。
麒麟:いきなりトップで出てくるとは思わなかったので会場も私もびっくりしましたし、おかげでいきなり盛り上りました。ネタのテンポの良さと、お客さんの空気を読んで巧みにアドリブを入れてくるあたりは流石でした。
永井佑一郎:最初の、3分間位までは面白かったのですけど、途中から会場のウケも少し悪くなり、見ている方も少し痛い気分になりました。個人的には,もう少しネタにヴァリエーションが欲しかったです。この会に出てきた中では、数少ないハズレでした。
とろサーモン:テレビではあんまし面白いと感じたことがなかったのですけど、ナマで見るとこんなに面白いとは思いませんでした。もしかしたら、今回一番良かったかもしれないです。
ぜんじろう:このメンツの中に入ると、一番地に足が着いた笑いという感じがしました。一歩間違えると場違いな場所で、得意の時事ネタでしっかり笑いを取っていました。順番もちょうどよかったです。
ニブンノゴ!:ネタを見たのは始めてなのですけど、思ったより良かったです。擬音語を使ったネタと言うのは結構ありがちなネタなんですけど、アイディアのひねり方が面白かったです。
レイザーラモン:正直HGがナマで見れれば、あとはどうでもいいやと思っていて、ネタについては全く期待していませんでした。練りこみ不足は明らかでしたけど、ネタそのものは、意外(?)に面白かったです。途中でオチがミエミエになってしまったのは愛敬でしたけど。
品川庄司:笑いも高い水準で安定していて、いい意味で安心して見ていられ、まさにトリにふさわしかったです。ナマで見ると、テレビで見る時と比較して、気のせいか庄司さんが少し細いような気が……。品川さんが逆に結構筋肉質でがっしりしてるんですね。