東京国際ブックフェア

時間があまりなかったのですけど、合間を見つけて、東京ビッグサイトで行われた東京国際ブックフェアに行ってきました。じっくりと見ている時間がなかったのですけど、年を追うごとにイベントなどに代表される見たり、参加したりできる部分が減っているなあって思います。本を「買う」分には面白いイベントではあるのですけど……。電子出版のブースがかなり多くなった反面、通常の出版社のブースは一部を除いて全体的に今一つ盛り上がりに欠けていた様に感じました。これも時代の流れなんでしょうか?確かに、費用対効果の側面だけ考えると、高いお金を払ってブースを設置しても、段々とそれだけの効果が得られなくなっているということなのでしょうし、ブックフェアを利用して商品の仕掛けを行わなくても、ネットや出版社独自でイベントを仕掛けた方が、安価で効率良く宣伝を掛けられるという側面もあるのでしょう。
純粋に一読者の立場として見ると、本の即売会以外の目的では段々と行く楽しみがなくなってきていますし、フェアそのものの存在意義もそろそろ岐路に差し掛かっていて見直しが必要なのではないかと感じました。