昨日からロクでもないことが連発して精神的に逃避を求めていたためか、プレステ2がぶっ壊れて買い替えるまで面倒くさくなってしまって聴かなくなった反動なのか、それとも一度放り投げてしまった村上春樹さんの音楽エッセイを読み直し始めたせいなのか。さまざまな理由が考えられるのですけど、昨日からたまらなく音楽が聴きたくなってしまい、以前聞いたCDを押入れから引っ張り出して、空いている時間はひたすらCDを聴いています。お陰で、読み始めた本が多い割には読み終わる本がほとんどなく、読書の方は面白い位進みません。
それ以前も土日を除いてはここ一週間位ほとんどテレビも見ていないので、世間の流れにやや疎くなってしまっています。そのせいでショックだったのが、月曜日の徳山VSナバ−ロのボクシングの世界タイトルマッチを気付かずに見逃してしまったこと。翌日慌ててスポーツ紙を二誌ほど購入してチェックしていたのですけど、冬季オリンピックが終ったにも関わらず、ボクシングの世界戦をやってもせいぜい格闘技面で少し大きく取り上げられるくらいですし、おまけに活字で読んでも試合の内容が紙面から全くといっていいくらい伝わってこないのでがっかりしました。個人的にはハードパンチャー同士のノーガードの打ち合いよりも、徳山選手のような高い技術を持った選手の攻防の方が好きなので、見逃したのは本当に残念です。徳山選手にとってこれが最後の試合になってしまうという、私にとって最悪の結末にだけはならないことを切に願っています。