選択と後悔

医者に行った後、郵便局に荷物を取りに行って、それから出掛けるつもりだったもですが、荷物が思ったよりかさばったため、やむなく自宅に戻りました。もう一度出掛けるのもめんどうだなあ、と思っていたら、一時間もしないうちに大雨。傘を持っていなかったので、仮にそのまま出掛けたら間違いなく荷物が悲惨なことになっていたでしょう。全く、何が幸いするか分からない、いい例です。ただし、もしそのまま出掛けていたとしたら、もっといい事があったかもしれません。確率で言えばないほうが遥かに高いですけど。
仮に、過去に選択枝があったとしても、自分の意思の介在の如何に関わらず、選んでしまった時点で、過去に戻れない以上、その選択枝の存在は無意味になってしまいます。それは分かっていても、いつも自信を持って後悔のできる選択ができるかと言うと、その逆の方が遥かに多い。ドラえもんもタイムマシンも当分できる予定がない以上、この状況は自分が生きている限り変わりそうもありません。というより、ドラえもんの声優の変更というのも、選択と後悔の一例でしょうか?