[イベント]国立公文書館に行く

北の丸公園にある、国立公文書館の特別展示に行ってきました。年に二回、テーマを決めて所蔵の資料を展示するのですが、今年は会期の情報が上手く入ってこずに、行けたのがギリギリになってしまいました。入館料は無料ですし、結構いい展示をするのですが、どうも、公文書館側で広く展示を見てもらおうという姿勢に、やや欠けているのが残念です。今回の展示は、「将軍のアーカイブズ」というテーマで、徳川家康、吉宗が集めた書籍や、それに関連した文書の展示が中心でした。こういう所へ出掛けていくと、自分が学生のころに歴史を勉強してことを思い出します。
http://www.archives.go.jp/event/haru_aki/05haru.html#

帰り、東西線経由で帰ったのですが(正確に言うと、買い物に行った)、隣の、東京国立近代美術館ゴッホ展は凄い行列でした。なんでも、入場するまでに、一時間から一時間半待ちだとか。みんな、凄い辛抱強いなあ、と関心すると同時に、そんな混雑の中で絵画を見ても、果たして本当の感動というものが得られるのだろうか、と少しだけ疑問に感じました。苦労して、見た方にとっては、余計なお世話以外何者ではないとは思います。ただ、絵画というのは作品そのものだけでなく、どういう環境で見るかによっても見る意義というのは変わってくるのではないでしょうか。