東京都写真美術館

恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館に行ってきました。
「写真はものの見方をどのように変えてきたか 1.誕生」
開館十周年記念展示で、11月まで四部構成で、写真の歴史や、写真によるものの見方の変化や可能性について展示品を通して語っていこうという企画のようです。
第一部の今回は、写真機の発明から始まり、少しでもいい写真を撮ろうとするための技術の発達の過程や、ただ物珍しさから写真を撮影することから、撮影される対象や目的が問われるようになり、写真撮影の目的の意味づけが行われた時代の流れを中心に、写真にとっての黎明期の展示がメインでした。それと平行して、日本に写真機が入ってきた幕末から明治維新期の写真を展示されていました。全体的な感想としては、世界最古の写真集のことなど、自分は写真の歴史についてなにも分かっていなかったなあ、だから勉強になったなあという、素直な気持が半分。技術的な説明にやや流れてしまうきらいがあったので、もう少し親切な展示をして欲しいなあ、というのが半分でした。通しの入場券を購入したので、あと最低3回は行くことになりそうです。