前へ(元明大ラグビー部監督の故北島さんに捧げる)

最近の、私のモットーは「悩んだ場合はGO!」です。今までは悩むだけで、頭のなかだけでウロウロして、結局なにもしなかったことが、あまりにも多すぎました。病気になったり、いろいろとあったこともあるのですが、それではなにも起きないし、変化が無い。とりあえず、なにかやれば、そこで何かが起こります。その後で、どうなるかが見てみたい。そう思ったからです。
普通の人から見たらあまりにも馬鹿馬鹿しすぎることだと、自分でもそう思います。けど、そう思わなかったら、この日記だって書くことは決してなかったでしょうし、講演会に行ったりすることもなかったでしょう。私が、何故、沢木耕太郎さんや、カシアス内藤さんに、ああも引っかかるのか?その答えの一つが、私も「いつか」を求めているからのだろうと思います。ただ、そのために目的ににじりよるための努力もあまりしてこなかったし、「いつか」の前にある「何か」を探そうとしてこなかった。
先日、プロ野球デニー友利さんが「NOT TOO LATE」と言って、メジャーリーグに挑戦しました。その時は、ベイスターズファンなので、デニーさんのこと応援しつつも、「果たして自分も、自分の目標や夢に対して、時間的に間に合うのだろうか。自分はそのために何かしているのだろうか」、と少しあせった気分になりました。そこで、見聞を拡げることで、少しでもあがいてみようかなあ、と思っています。ただ、この間みたいに、無理をして体調を崩さないようにはしないといけませんけど。

何故、唐突にこんなまじめな文章を書いてしまったのか、その理由をちょっと考えてみます。強いて、心当たりがあるとしたら、TVで観て面白かったからといって、五月のキャラメルボックスの公演のチケットをいきなり買ってしまった事でしょうか。芝居とかそういうものに一切興味のなかった、半年前の自分だったらありえないことです。そんな自分が行って大丈夫なのか、俺。