祭りの後

病み上がりの仕事はキツイ!おまけに、連休明けだったので、仕事量も多く、手を抜くことも出来ず、かなり悲惨な状況でした。今になって思えば、プロレスに行っている場合だったのだろうか、と疑問に思わないこともないのですが、過ぎてしまったことは仕方がないという真理の前には、なす術がありません。確かに面白かったですし...。
ただ、いざ日常の放り込まれて、ふと考えてしまうのは、楽しいひと時とそれが過ぎてしまった後の現実との落差についてです。祭りの後というのは、その祭りが盛大であればあるほど日常に戻ろうとする時に、その落差の大きさにと迷い、多くのエネルギーを要するものなのではないか、という気がします。本来ならば、マンネリを打破し、精神的に活力を与えるはずの楽しいひと時が、結果的には非日常に逃避するだけで、結果的には現実に戻りづらくなってしまっているだけのような気分にさせられてしまうのです。
そのため、時々、「自分の望みが思いのまま叶うヴァーチャルな環境」と、「平凡でやりきれないことだらけだけど、現実の社会」を、自由に選べるとしたら、どちらかを選ぶのか、自分は自信を持って後者を選ぶことができるのだろうか、と言う、しょうもないことを考えたりしてしまう。もっとも、「人が休んでいるときに働かないといけない」、サービス業を始めとした多くの皆さんからみたら、ただの贅沢なタワゴトなのでしょうけど。