5月の境界知セッションと円城塔さんのこと

・5月に行ったジュンク堂瀬名秀明さん、橋本敬さん、上田假奈代さんのトークセッションに行った時に、実はその場にデビュー直前の円城塔さんが来ていて、その時は確か、参加者の「人間の心はコンピューター化できるか」というような質問に対して、橋本さんとやりあっていた記憶があります。(確か橋本さんが「無理」派で、円城さんが「可能」派でした)その時からどんな作品を書く方なのだろうかと興味があったのですが、先日やっとデビュー作を読み終えました。読み始めた時は、「その場に居合わせた御縁で」という軽い気持ちだったのですが、これがかなりすごい作品で読んでいてびっくり!これはかなりラッキーなご縁だったなと思いました。
そうしたら、たまたま土曜日に三省堂で円城さんのトークショーがあるということだったので行ってみる事に。そこで、トークショーのもう一人のゲストの伊藤計劃さんの作品も読んどかなければ失礼だろうと思って読んでみたら、これがまた凄いとしかいいようのない作品!
こういう事があるから読書って面白いってつくづく思いました。
ちなみに5月のトークショーの時には、「両方の著作を読んでどっちが正しいか判断して下さい」と言われたのですが、私には両方読み終わった後もどっちが正しいのかさっぱり分かりません。

http://sanseido-eventhonten.hontsuna.net/article/1909082.html