垣根涼介「ヒートアイランド」

バラバラだったストーリーがピタリとはまってゆくプロット作りは絶妙ですし、とても面白かったです。ただ、残念だったのは夏にこの本が読めなかったこと。この作品の舞台の夏の渋谷で読んでいたら、作品のヒリヒリとした感じをもっと皮膚に感じることができたのに、と冬の渋谷の喫茶店でこの本を読んでいて思いました。
ISBN:4167686015:DETAIL