「立川談笑超(スーパー)落語会〜featuring 唐沢俊一」@青山ブックセンター

ナマの落語を聞きにいったのは、自分でも忘れてしまう位ひさしぶりだったのですけど、細かい事抜きでひたすら笑わせてもらいました。古典落語のファンとかマジメな人から見たら、落語というにはグロくてエグくて毒々しいので怒り出すのかもしれませんけど、面白ければ何でもありの私から見たらもの凄く新鮮な体験でした。
落語会の方は最初、唐沢さんから談笑さんの紹介があり、一席あって、その後談笑さんと唐沢さんのトークがありもう一席あり、落語会が終ったあとに本のサイン会がありました。帰りの電車で読んだ本によると前半の一席が金明竹、後半の一席がげろ指南という演目だそうです。最初の唐沢さんの挨拶で「何にも予備知識なしで談笑さんの落語を見るのは、命綱なしでバンジージャンプをするのと一緒だ」と言っていましたけど、自分でもびっくりしてしまう位、すんなりと笑ってしまいました。今回の落語会でやった談笑さんの話って、あくまでも古典落語がベースなんですけど、そこで使われている言葉やネタの取り上げ方が、ものすごく「今」の時代の先端を捉えていたからだと思います。
これだけ面白いんだったら、また落語会に行ってみようかな、ただ演劇だけでも手一杯なのに、また余計なものに興味を持たせやがってと、帰りの中の電車の中でそう思いました。